
JFA 公認指導者ライセンスについて!

JFA(日本サッカー協会)公認S級コーチ(以下S級)とは→
JFA公認の最高位の指導者資格の事。Jリーグ(現時点ではJ1及びJ2)の監督の必須資格。
S級の試験及び講習会内容→
2007年度S級講習会内容
定員:20名
受講料(国内短期講習会宿泊費・検定費用含む)25万円
※会場までの交通費、集中講習会の宿泊費、インターンシップに係る費用はコース受講料には含まない(自腹)。
認定:全てのコースを修了した者の筆記・口頭試験、指導実践、レポート等を総合的に判断し、JFA技術委員会において審査、同理事会において認定(ここで合格しなければS級は取れない)
カリキュラム:
【国内短期講習会】
11日間-コーチング能力講習・コミュニケーション能力講習・マネジメント能力講習
【国内集中講習会】
10週間-コーチング能力講習・コミュニケーション能力講習・マネジメント能力講習
【指導実践】4日間
【インターンシップ】
3週間-海外プロクラブ(2週間以上)、Jクラブ(1週間以上)の実地研修後、レポート提出。
S級取得は簡単か?→
大変難しい。お金も、時間(例えば普通の会社員では頻繁に長期休暇を取れない)もかかる為、一般人が取得するのは並大抵の事ではない。従って、現実的には元プロサッカー選手などが取得するケースが多い。
それに一部の例外を除いて基本的にS級コーチになる為にはD級かC級コーチからスタートし、各資格の課題をクリアし、昇格していかなければならない(例:D級→C級→B級→A級コーチジェネラル→S級)。
S級講習会受講までの長い道→
12歳以下の選手を指導できるJFA公認D級コーチかC級からスタート。D級の場合は講習会がある年の年度末に満18歳以上の者、C級の場合、満20歳以上の者が講習会を受講できる。D級は比較的簡単に取得できるが、C級から難易度が上がる(ある程度のレベルのサッカー選手経験者が有利)。
C級講習会迄は各都道府県サッカー協会単位で行われる為、講習会は比較的多い。
が、B級以上はJFAが行い、講習会自体の数が少なくなる。
18歳以下の選手を指導できるB級は満22歳以上で、C級コーチ資格者が受講できる。
18歳以上の選手を指導できるA級コーチジェネラルはB級資格を有し、B級コーチ養成講習会受講後、1年以上の指導実績を有する者が受講できる。
プロチーム及びプロ選手を指導できるS級は下記事項の『どれかを』満たす受講希望者の中からJFA技術委員会において選考された者が受講できる。
1.公認A級コーチジェネラルで、公認A級コーチジェネラル養成講習会時に成績優秀であり、かつ指導実績をJFA技術委員会が認めた者。
2.日本代表としてAマッチに20試合出場、もしくはJリーグ公式戦200試合以上(海外プロリーグ公式戦を含む)出場している公認B級コーチで、B級講習会受講後、1年以上の指導実績を有する者。
3.技術委員会が特に認めた者(海外のライセンス資格者等)。
Update at 2016年11月29日 04:00
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